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筋細胞内脂肪と筋細胞外脂肪



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 身体の中の脂肪は、血液中の遊離脂肪酸、内臓脂肪、皮下脂肪といったところが代表的なものですが、この他にも、異所性脂肪として筋繊維の細胞内や、筋繊維間にも存在します。
 筋繊維細胞の内部の脂肪滴を筋細胞内脂肪(IMCL)といい、筋繊維の間の脂肪細胞を筋繊維外脂肪(EMCL)と称しています。


 脂肪というとすぐに肥満との関係を疑ってしまいそうですが、これらのうち筋細胞内脂肪は、持久的な運動を日常的に行なう人に多く存在するといわれている脂肪です。
 また、持久的運動を担う遅筋繊維の割合が多い部位の筋肉ほど、瞬発的運動を担う速筋繊維が多い部位の筋肉に比べ筋細胞内脂肪が多いと報告されています。
 筋細胞内脂肪は、遅筋繊維内に存在するミトコンドリア細胞内小器官によって代謝され、有酸素運動のエネルギーとして利用されます。
 これは、実験によって有酸素運動後に筋細胞内脂肪が減少するといった結果が得られていますから、おそらく間違いの無いところだと思われます。
 持久的な運動を継続的に行なっている人に筋細胞内脂肪が多いということは、このような運動を継続しているうちに、エネルギー産生の効率化が図られ、遅筋繊維内に脂肪滴を蓄えるようになっていくのではないかと考えられます。
 これは、持久的な運動である有酸素運動を続けていると、効率良く筋肉にエネルギーを供給できるように身体が対応していくということなのでしょう。
 持久走の選手などは、このような筋細胞内脂肪を一般の方に比べ豊富に蓄えているはずですが、当然スリムに痩せていますから、筋細胞内脂肪の蓄積については、ダイエットにおいて特に問題にする必要はなさそうですね。


 これに対して、筋細胞外脂肪は、肥満や運動不足が要因で生じる可能性が大きく、体型の弛みやサルコペニアに直結する厄介な脂肪です。サルコペニアについてはサルコペニア肥満についてを参照して下さい。
 また、筋細胞外脂肪の蓄積は筋力低下の要因になったり、筋肉への栄養供給の妨げになったりします。
 筋細胞外脂肪の発生する過程について2003年の研究では、筋肉の再生を担っている筋衛星細胞が、ある特定の条件化で脂肪細胞に変化するといった報告がなされました。
 筋衛星細胞は、筋繊維の表面に存在している細胞で、運動などにより筋肉が損傷した場合などにその修復のために増殖し筋繊維を形成するものです。
 運動によるダイエットで基礎代謝での脂肪燃焼量を向上させるために行なう無酸素運動の速筋トレーニングで筋肥大が起こるのは、筋衛星細胞が働いているからに他なりません。
 この研究結果の報告後、運動不足により筋肉が使用されなくなると筋衛星細胞が脂肪細胞に変化してしまい、筋細胞外脂肪として筋繊維間に蓄積するのではないかといわれるようになりました。
 しかし、最新の研究では、筋繊維の間に筋衛星細胞とは別の脂肪前駆細胞が存在し、この細胞が筋細胞外脂肪の起源であると報告されています。
 従って、筋衛星細胞が脂肪細胞に変化するのではないということです。
 これについては他にも複数の報告がなされており、現段階では信頼できる考えだと思います。
 また、通常時は筋衛星細胞から生じた筋線維が脂肪前駆細胞の脂肪への分化を抑制していて、脂肪前駆細胞は、脂肪細胞を生み出さないと考えられています。
 しかし、筋繊維が萎縮すると抑制の力が弱まり、筋細胞外脂肪の発生につながるのではないかということです。
 従って、この存在自体が筋細胞外脂肪を増加させるということではなく、運動をしないことなどで筋力が弱まれば脂肪前駆細胞の脂肪への分化を抑制できなくなると考えるべきでしょう。


 筋細胞外脂肪についてはいまだ不明な点もありますが、これの増加は体型の弛み、筋力低下によるサルコペニア肥満につながることは明らかのようです。


 また、筋細胞外脂肪の蓄積は、筋ジストロフィーなどの病気によるものもあり、すべてを肥満で片付けることはできません。
 しかし、必要量を大きく超えたカロリー摂取や、運動不足は明らかに筋細胞外脂肪の蓄積を助長するものと思われます。
 従って、筋細胞外脂肪の蓄積を防止し、ボディーラインの弛みを解消するためにも、食事に気を使い、筋肉をトレーニングすることが大切です。
 痩せるためのダイエットを運動によらず食事制限だけで行なうとしたら、筋肉の萎縮は当然起こりうることです。
 この筋肉の弱まりが、筋細胞外脂肪の蓄積を増やし、更なる筋力低下につながりますから、当然、基礎代謝での脂肪燃焼量も減ってしまい、痩せにくい身体になってしまいます。
 また、筋細胞外脂肪の増加した部位はハリを失い弛んできますから、ボディーラインの崩れは避けられないところです。
 やはり、ダイエットをするのならば運動によって行なうべきですね。






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